22歳のバイト暮らしの男・オカモトが音楽について語るブログ

22歳のバイト暮らしの男・オカモトが好きな音楽について語るブログ。

石野理子がいる赤い公園はかっこいい。でも佐藤千明がいた赤い公園は…。

赤い公園のボーカルが脱退するらしい。”とTwitterのTLで知ったのは2年前。

これといった思い出はなかった。

でもふと、高校生の頃聴いた赤い公園の「絶対的な関係」を思い出した。

そして去年、赤い公園に新しいボーカルが入ったというニュースを知った。

新ボーカルは、元アイドル。

「はぁ?信じられない。完全に終わったな赤い公園。」

こう思ったのもつかの間、そのボーカルは石野理子だと知る。

その瞬間、赤い公園の復活と石野理子復活の日が楽しみになった。

赤い公園とは

高校の軽音部に所属していた4人で結成した、ガールズバンド・赤い公園

初期メンバーは

  • 【Cho】津野米咲(つの まいさ)
  • 【元】佐藤千明(さとう ちあき)
  • 【】藤本 ひかり(ふじもと ひかり)
  • 【Cho】歌川菜穂(うたがわ なお)

この4人。

バンドのリーダーである津野さんは、作詞作曲を行っている。

カナダで開催された『Next Music from TOKYO vol 3』に参加し、注目を集める。

複数のレコード会社による争奪戦の末、2012年にEMIミュージック・ジャパンからメジャーデビューを果たす。

 

津野さんの体調不良により、一年近く活動休止することもあったが、2017年夏までは順調にバンド活動を続けていました。

しかし2017年8月31日、佐藤千明赤い公園を脱退。

脱退に関して佐藤は、

「7年の活動の中で自分の手に負えない程のズレが生じていることに気付いた。そのズレが迷いとして音楽にまで介入してきたとき、赤い公園のボーカルという使命に、限界を感じた」

と脱退の理由を話していた。

 

とはいえ、フロントマンである佐藤の脱退は、赤い公園のバンドとしての活動を休止せざるを得ない状況を作り出した…。

と、赤い公園を簡単に説明するとこんな感じ?

前ボーカル・佐藤千明赤い公園は正直好みじゃなかった。

正直、僕は赤い公園のファンでもないし、全然好きじゃなかった。

元々、赤い公園は「絶対的な関係」しか聴いていない。

今言ったように、僕は赤い公園のファンじゃない。

でも赤い公園の「絶対的な関係」だけは何度も聴いてた。

この曲を知ったきっかけは、”ロストデイズ”というドラマの主題歌になってたから。

イントロからガリガリの重い演奏から始まり、その中に佐藤の声が入ってくる。

佐藤の歌声はか細く聞こえるが、芯があり重さもあって声の雰囲気は抜群。

この声が「絶対的な関係」にびったりハマってる。

重低音のベースとギターの中で、より際立つ佐藤の声が堪らなくカッコいい。

それに加えて、主題歌になったドラマとの親和性が良かった事を覚えてる。

物語により一層、深くするエッセンスになった。

ドラマとマッチした曲だったからこの曲を好きになったのかもしれないね。

この曲に出会えたから今の赤い公園を聴いている。

そう考えると「絶対的な関係」には感謝しかない。

それでも赤い公園は好きじゃない。

ボーカルが佐藤だった頃の赤い公園に感謝はしている。

でも、『赤い公園は好みじゃない』

 

音楽の趣味がいつの間にか変わってることって誰でもあるんじゃないかな?

自分は結構頻繁にそれを感じることがある。

だから、今赤い公園を好きになったタイミングで

「今なら昔の赤い公園も好きになれるかもしれない!」と思い、過去の曲も聴いてみた。

でもやっぱり好きじゃなかった。

音楽は”好き”か、”好きじゃない”か。

嫌いな曲なんて1つも無いけど、好きじゃない曲はたくさんある。

その中に前の体制の赤い公園は含まれる。

でもまた好みが変わって好きになれるかもしれない。

音楽の趣味が変わったと感じたときに、また聴いてみようと思う。

赤い公園の新ボーカル・石野理子が最高

ここまで赤い公園ネガティブキャンペーンしかしていないような気がする…。

でも本当に、今の僕は今の赤い公園が大好きだ。

その一番の要因は、新ボーカル・石野理子の存在。

でもただ単に「石野理子が良い」そんな理由で赤い公園が好きになったわけじゃない。

石野理子の加入により赤い公園が変わった。

そりゃあ、フロントマンが変わればバンドの雰囲気は変わる。

でも、楽曲に関してはこれまでの流れを変えないことが多い。

でも赤い公園は違う。

楽曲の雰囲気がガラッと変わってしまった。

なんだか、石野理子に合わせた楽曲になっているように思える。

元からのファンから見ると、残念に思う人いるかもしれない。

 

でももう一度楽曲を聴いてみてほしい。

今までと曲の雰囲気は全然違う。

けれど、悪くない…。絶対に悪くない。

確かに佐藤千明のような魅力はないだろう。

佐藤千明のいる赤い公園を好きになった人は、彼女がいない赤い公園を認めたくないだろう。

アイドルからバンドのボーカルなんてそうそうある話じゃない。

それも赤い公園という癖のあるバンドにだ。

でも曲は悪くない。いや、かっこいい。

 

赤い公園のファンには、

この変化を「退化ではなく、進化」と捉えてほしい。

石野理子まだ18歳だ。

彼女の歌声はもっと良くなる。

もっと大人っぽく、力強く繊細に。

赤い公園のファン誰もが認めるボーカルになってくれるはずだ。

 

そして、その石野理子を寛容に受け入れ、何倍も良いボーカルとして盛り立てられる技術が赤い公園にはある。

というか、新しいボーカルに寄り添い合わせた楽曲を作り出す津野さんには脱帽だ。

彼女はやっぱりすごい。

赤い公園の雰囲気を変えることを怖がっていない。

むしろこれが好機になるとでも感じているだろう。

赤い公園津野米咲がいる限り、最高のバンドで居続けることができるはずだ。。

石野理子赤い公園に加入した経緯。

石野理子赤い公園に加入したのは5月4日。

VIVA LA ROCKのステージ上。

アイドルネッサンスの最後のアルバム「アイドルネッサンス」のリリース日と同日だった。

そしてその日は、アイドルネッサンスの結成日でもある。

石野理子は毎年5月4日を迎えるたびに悲しみも喜びも思い出すことだろう。

 

これは運命なのか。はたまたデザインされたものだったのか。

「アイドルネッサンス」がリリースされたが結成日同じというのは、確実にデザインされたものだろう。

しかし、加入に関してはどうなのか。

もちろん。多少のデザインはあったとは思う。

でもVIVA LA ROCKの日程は元々決まっている。

僕としては運命だと信じていたい。

石野理子加入は、ベボベ小出祐介の差し金だった。

石野理子の加入に関して、津野さんは自身のラジオで経緯について語っていた。

その経緯について、事実と少しの想像を交えてまとめてみた。

 

佐藤千明が抜けた赤い公園には、楽器隊だけが残された。

このメンバーでもバンドを続けたい。やめられないと思って活動を開始したわけだけど…。

今まで4人でやってきて、この3人で何ができるのかすら分からなかった。

だからまずは、この3人で何ができるのか探したらしい。

ベースの藤本ひかりがピアノを弾いてみたり、3人とも歌ってみたりしたんだって。

そんな中で赤い公園の活動の目標を

「地元・立川で”全部新曲”のライブをすること」

と決めた。

その曲作りなどをしている中で3人のスタイルが見え始めたんだそう。

これをきっかけにメンバーは、赤い公園の将来について考えた。

そこで出た結論が

赤い公園単体ですごく大きな景色を見てみたい』ということだった。

 

メンバーの中でこのまま1つのことを突き詰めて、渋くカッコいいバンドになるのもよいと考えたらしい。

でもそれは、まだ早い。

赤い公園の可能性を潰すのは至極もったいない。

そこで、新しいボーカルを探そう。ということに至った。

 

そこからは事務所が進めてくれたシンガーの卵。

自分たちで、弾き語りの人やシンガー、ライブに足を運んだりと色んな方法でボーカルを探した。

さらに、赤い公園に出来ていた色んな前提をゼロにリセットする唯一のタイミングだと感じ、男性のボーカルも探したらしい。

でもそんな簡単に見つかるわけはない。

そりゃそうだ。これから続いていく生涯のフロントマンを決めるんだから。

 

そんな中、ボーカル候補の中に石野理子を滑り込ませた男がいた。

アイドルネッサンスに楽曲提供をしたBaseBallBear小出祐介だ。

小出祐介赤い公園のボーカルとして石野理子を紹介したのは、

BaseBallBearのギター・湯浅が脱退した際、津野さんがサポートに入ってくれた恩返し”

とはいえ、赤い公園のメンバーは「小出祐介の紹介だから」といって石野理子を選んだわけではない。

小出祐介赤い公園のメンバーに直接紹介することはせず、スタッフを通して石野理子の資料を他の候補の中にしれーっと混じらせていた。

そして、選考として

「NOW ON AIR」とそのほか自由曲として音源・動画を送ってもらった。

その際、石野理子はお惚けなことをやってきた。

 

カラオケ動画を送れといったのに、後ろにCDを流して歌った。

それも携帯のマイクで。

さらに動画だって言ったのに、テーブルの上にカメラを下向きで置いてたから画面は真っ暗で音質も最悪。

でもなぜか赤い公園の3人は、

赤い公園が求めるものを全て持っている人だ』と思ったらしい。

 

ここで間違ってほしくないのは、”小出祐介の紹介だから選ばれたんじゃないか?”ということ。

今の赤い公園を聴けばそんなふざけたことを言う人は少ないとは思うが…。

あと、津野さんがアイドル好きだから元アイドルを選んだと捉える人も多かったらしい。

でも津野さんにとって、「自分自身より赤い公園の方が自分に近い存在である。」

「これからの人生の伴侶を選ぶようなものだ」

そう言っていた。

短絡的な理由で新しいボーカルを選ぶはずがない。

そもそも、アイドル好きな津野さんでさえもアイドルの中からボーカルを選ぼうとは微塵も思っていなかったんだから。

津野さん自身も自分が一番頭が固かったといってたし。

元アイドルの石野理子が加入することに対して、一番驚いたのは自分だとも言っていた。

 

赤い公園石野理子が加入したのは、

赤い公園の周りだけでなく色々な運命が重なり合った結果。

出会うべくして出会い、生まれ変わったのが赤い公園だ。

出会うべきして出会った1人と3人

新体制の赤い公園

この2つが運命的に出会ったバンドだ。

ボーカルというバンドにとっての顔、そして声を失った、【赤い公園

バンドの顔は誰がどう言おうと、ボーカルだ。

たとえどんなに歌が下手だといわれていても、どれだけ人気が無くても…。

バンドメンバーがそこに立つことを認めているのであれば、フロントマンになれる。

そして、赤い公園佐藤千明はファンから絶大な支持を得ていた。

あの独特の歌声と雰囲気には他にはない魅力があることは僕にも分かる。

 

佐藤千明赤い公園の雰囲気を作っていたんだろう。

でも、そのバンドの顔であり声であった、佐藤千明を失ってしまった。

 アイドルネッサンスという歌う場所を失った、【石野理子

石野理子は正真正銘のアイドルだった。

パフォーマンス中の笑顔に歌唱中の真剣なまなざし。

あの姿に惚れてしまった人も多いだろう。

僕もその一人だ。

彼女が所属していたグループは、アイドルネッサンスというソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)。

そのSMAの40周年のプロジェクトとして、ソニーが初めて立ち上げるアイドルグループとして発足した。

このグループは他のアイドルとは異なり、先人の名曲をカバーしていくスタイルで活動していた。

カバーした曲は多岐にわたり、以下のような楽曲をカバーしている。

アイドルネッサンスのカバーは、結構イイ。

アイドルらしいアレンジがされていて、女の子のかわいらしい歌声でもしっかりフィットする。

おすすめはコレ。


【石野理子 vs「Music Lovers」2017.10.28ライブ映像】アイドルネッサンス

歌に関しては全体的に上手とは言えない。

しかし、それこそが”アイドルらしさ”と言ってもよいだろう。

そんなアイドルらしい歌を歌っていた、アイドルネッサンスだが一人だけ、雰囲気が違う子がいた。

それが石野理子

 

アイドルネッサンスでもメインボーカルを担当し、ライブでは宇多田ヒカルの道などをソロで披露することもあるほど、ずば抜けた歌唱力を持っている。

そんな石野理子を中心に楽曲を構成し、名曲のカバーを続けていた。

そして念願のオリジナル曲の発表。

(↓の曲はほんとにヤバい。)


アイドルネッサンス「5センチメンタル」(MV)

アイドルネッサンスのこれからを期待したファンも多かったことだろう。

しかし、その翌年アイドルネッサンスは解散した。

現実は残酷だ。。

解散理由は、「売れなかったから」と解釈してよいものだった。

あまりにも現実的で、夢の欠片もない終わりを迎えた。

しかし、石野理子には歌う続ける場所が見つかることになる。

それが赤い公園だった。

石野理子の心境を語ったかような新曲『消えない』

そんな2つが出会い、生まれ変わった赤い公園

新制・赤い公園が初めて発表した楽曲が、『消えない』

僕はこの楽曲で赤い公園に惚れた。津野さんに惚れた。石野理子に惚れた。

『消えない』の歌詞は、アイドルネッサンスの解散により歌う場所を失った石野理子の心境を表しているように感じる。


赤い公園「消えない」Music Video

 

歌詞から、感じ取った気持ちを自分なりに書いてみた。

アイドルネッサンスが解散し、歌う場所もこれからの希望も失った。

お気に入りの曲でさえ聴きたくない。

もうアイドルネッサンスには戻れない。あのグループじゃ歌えない。

そんなことはわかってる。

もう歌うことをやめたっていい。でも…

アイドルネッサンスが解散して少し経った。

アイドルじゃなく普通の高校生として。

前の生活とは全然違う。でも案外普通に暮らしてる。

でもなんか違う、自分じゃないみたいだ…

今の生活も結構好きだ。アイドルとしてのプレッシャーもない。

無理に頑張らなきゃいけない事もない。

前の生活に比べたら、何もかも過ごしやすくて楽だ。

でもこのままでいいのか。

多分ここにいちゃいけない。

歌うことへの気持ちが前の自分へ引き留めようとしてる。

自分の中にある”歌いたい”

そんな気持ちは消えない。

消したくない

 

 

想像が過ぎるかもしれないけど、僕はこう感じた。

そしてこんな思いを持っているであろう石野理子に惚れた。

 一応、『消えない』の歌詞を置いておく。

何度も励ましてくれた お気に入りの曲が

初めてうるさく感じた 行き止まりの夜の中

わかってる わかってる

さよならなんて簡単な言葉に詰まるのはなぜ

終わらせたっていいけれど 終わらせるなら今だけど

沈むタイタン号 燃える人形町

声を荒げる水金地火木

なのに消えない 消えてくれない

心尽きても何かが消えない

案外笑顔で過ごせてる ただ新しい日々が

ちょっと怖いような気がした 自分じゃないみたいで

わかってる わかってるのに

さよならなんて簡単な言葉に詰まるのはなぜ

終わらせたっていいけれど

終わらせるなら今だけど

ここは桃源郷 またはフィンランド

永久にたゆたう天上天下

だけどいけない いちゃいけない

引き止めるような何かが消えない

沈むタイタン号 燃える人形町

声を荒げる水金地火木

なのに消えない 消えそうで消えない

こんなところで消えない消さない

改めて歌詞を見て思う。

津野さん最高かよ。

クールロマンスポップな『Highway Cabriolet』を夜のドライブで聴きたい。

そしてYouTubeに上がっているもう1つの新曲が『Highway Cabriolet』。

クールでロマンスに溢れた、じれったいようなラブソングだ。


赤い公園「Highway Cabriolet」Music Video

この曲は問答無用にかっこいい。

聴いてもらえれば誰でもかっこいいと思えるはず。

曲調はもちろんだが、歌詞が面白くて好きだ。

歌詞は描写力が高く、景色を想像できる。

でも、ある一瞬を描写するんじゃなく、少し長い時間を短い言葉で描写している。

これが好きだ。

そして工場地帯を”煙を吐いてる遊園地”、トンネルを”彩り博した鍾乳洞”と例えている?点もお洒落。

 

個人的に描写力の高い、ストーリーを感じられる歌詞がすごく好きで、『Highway Cabriolet』は歌詞を感じながら聴くと、本当に気持ちの良い気分にさせてくれる。

ぜひ、歌詞を目で追いながら曲を聴いてほしい。

 

そして、この楽曲は『消えない』からもっと石野理子に寄り添った楽曲になっているように感じた。

石野理子の透明感のある美しい歌声がより映える。

『Highway Cabriolet』はそんな曲になっている。

赤い公園のライブは絶対行きたい、ともかく早く曲を発売してください…

赤い公園は現在、Re:First One Man Tourを敢行中。

行きたいが、予定が合わず参加できず。

ぜひ行ける日程であれば絶対に行きたい。仕事を無断欠勤してでも行きたい…。

というかその前に、『消えない』『Highway Cabriolet』を販売してほしい…

CDが出ているわけでもなければ、配信されているわけでもない。

赤い公園を聴けるのはYouTubeだけ。

どうにか!早く!発売頼む!!

みんな、本当に音楽好きなの?ほんとに疑問。特に若い人たちに訊きたい。

なぁ、そこの君。

「ミュージックFM、使ってる?」

 

こんな質問をしたら返ってくる言葉の半分以上が『YES』

そう、1㎜も悪びれる様子もなくだ。

 

まぁ、中には悪いことだと知っていて言わない人や、罪悪感交じりにYesと答える人もいるかもしれない。

 

でも、どっちにしろアウト

今すぐやめてほしい。

本当に好きな音楽が1つでもあるのなら。

 

ミュージックFMの画面をインスタとかに乗せるとか…

以前から、Twitterとかに今聞いてる音楽をツイートすることはよく見られた。

♯なうぷれ とかハッシュタグがあったはず…。

最近ではインスタのストーリーによく載せられてる。

「これホント好き」とか「落ち込んでるときに聴く曲は毎回これ」とか、自分を支える大切な曲であるという意味を持ったコメントと共に。

でも、その音楽はミュージックFMから流れている。

ほんとおかしな話ですよ。まったく。

そんな大切な曲でさえもタダで聞こうという乞食感。

最悪。

もちろんそのコメントは本音じゃなく、自己顕示欲を満たすための嘘であることも多いかもしれないが…。

こんなことが普通に横行しているこの状況が、おかしい。

音楽の価値が分かっていないのかな…。

TwitterではミュージックFMの画面をツイートしている人は少ない。
違法だとか叩かれるから?

ミュージックFMとか使ってる人、絶対音楽好きじゃないよね?

僕が思うのは、このタイトルの通り。

 ミュージックFMはアーティストに何も還元しない。

そんなアプリで音楽を聴いている人は、本当に音楽が好きな人じゃない。

「いや、本当に好きだし!」

とか戯言を言う人もいるかもしれない。

でも僕は認めない。絶対に。

そんな人らはファンと名乗らないでほしい。心から。

そもそも、ミュージックFMで聞いているような音楽は、

タダで聴けないんだとしたら、わざわざ買って聴くような音楽じゃないんだと、僕は思うよ。

 てか、ほんとに好きな音楽には、お金出してでも聴きたくなるはず。

むしろお金を払わなきゃ聴けないよね。普通。(気持ち的な面で)

それに

そのアーティストがどれくらいの苦労を掛けてその音楽を生み出したのか。

どれだけ素晴らしいものを作り出したのか。

こういう事を考えれば、「無料でその素晴らしい音楽を聴こう」なんて思わないんじゃない?

それもファンとして応援している人の音楽なのにね。

もちろん、ゴールデンボンバーみたいに無料で配信したものは別。

(そう考えると「#CDが売れないこんな世の中じゃ」ってすごいよなぁ…。)

音楽が聴ける状況が有難いと思わないとダメ

そもそもあなたの普段聴いている音楽は、

アーティストが必死になって作り上げた作品・商品。

その作品としての価値、作り上げられるまでの労力に対して相応の対価を必ず支払わなければいけない。

その対価が次の作品を作る上で必要な資金となり、やる気にも繋がるだろう。

でも、対価を支払わずに音楽を聴くせいでそれも叶わなくなっている。

悪循環でしかない。

聞くところによると、最近では音楽を作る資金がどんどん減ってきているという傾向があるらしい。

(僕は専門家でもその業界の人でもないから、詳しくはわからないが…)

あんな良い音楽を作りまくってる人たちに、正当な対価が支払われないこの状況は本当におかしい。

口には出さないが、アーティストもやっぱりその点に関しては悔しさもあるはずだ。

ほんとに好きな音楽ってある?

今の時代は「簡単に無料で音楽が聴ける」状況。

だから誰にも影響されない『自分にとって最高に本当にかっこいい音楽』がない人も多いのかもしれない。

そんな人がここまでの話を聞いて、

「自分に本当に好きな音楽があるのか?」

と考えてくれる人が1人でもいたら嬉しい。

本当に好きな音楽ならお金出しても、後悔することなんてない。

最高だ。

この想いしか生まれないだろう。

因みに、僕はiTunesに買ったCDを入れて聴いてる。

自分が好きな音楽だけ。

21歳の僕もまだ配信音楽の時代に乗れてない。

Spotifyとか音楽のサブスクも登録してないし、まだ配信音源を買ったことすらない。

でもそろそろ、配信音楽童貞を卒業する。

 

 ダウンロードする曲は、赤い公園の曲だと思う。

元アイドルネッサンス石野理子がボーカルとして加入して、音楽がガラッと変わってすごく好きになった。

早く配信してくれ、赤い公園!!